tenten_xの日記

日々の生活思いつきの書きなぐり

今年の正月に書いたドラえもんのドキュメンタリー

正月暇だったから、書いてあっためておきました。

 

----ここから-----

​​1970年代から始まったアニメの国民的大スターとのインタビューが実現した。
​​あの時、あのネコ型aiは、何を思い、ひとりの青年が社会的に臨機応変に適応出来るために、何がしたかったか。どう言う思いだったか。
​​そして、懐かしのジャイアン スネ夫 セワシ
​​しずかちゃん キーボー ジャイアンの母ちゃん のび太の両親 出木杉秀才までインタビュー成功した議事録である。
​​

​​まずはインタビューさせてもらえるとしたら出木杉秀才からだと思った。
​​

​​全貌をお伝えする。
​​

​​出木杉 どうも、どうもこんにちは。僕は出木杉秀才と言います。よろしくおねがいします。
​​

​​

​​記者 貴方の存在は存じておりますよ。
​​

​​出木杉 え?なんで?あーそうだよね。ドラ右衛門の取り巻く僕らの幼少期の人間関係を撮ってたもんね。あれ、当時しんどかったよ。
​​

​​記者 しんどいと言うのは?
​​

​​出木杉 のび太くんがうだつも上がらないからってみんなでワイワイ否定して、僕はのび太くんに関しては人生が彼にも僕にもあるから傍観者を徹底していたよ。つまり、見守ってたんだよね。だけど、合田くんが殴る蹴る、卑怯者のスネ夫くんが強い者に巻かれて結局虐めて。あいつらは人間としてゴミだった。完璧にイッてたよ。
​​

​​記者 なんで、そこまであの少年らが許せなかったのに、止めなかったのですか?
​​

​​出木杉 僕は傍観者だと言ったろ?見守りたかったんだよ。関与したら大変だろ?色々と。
​​

​​記者 貴方も一言救う事を言ってあげれば、のび太少年は変わってたのでは?
​​

​​出木杉 俺は名前の通り秀才だ。天才じゃないから人生をリスタートできる名言をやつには言えない。そんな事分かってたよ。あの頃からね。それに余計な一言が癒えない傷を作ることもある。
​​

​​記者 つまり、何も言えなかった?
​​

​​出木杉 まあな。それでも自分が非力で、弱いとか思ってないよ。秀才だからな。
​​

​​記者 ジャイアンと言う個性とは、仲良かったんです?
​​

​​出木杉 いや、あんまし。スネ夫くんは良くボールペンとか鉛筆削り機とか、ヤツの家は環境がいいから、図書館代わりに勉強してたよ。もちろん両親に説明してスネ夫くんも勉強教えてたしな。
​​

​​記者 さっき、イかれてると?
​​

​​出木杉 のび太くんを虐めるヤツの二人の悪の枢軸のような虐待に関してはだな。だって人が変わったように、のび太くんを2人で虐待だよ。あれ、今の社会でやったら法律違反だろ。
​​

​​記者 その当時も、少年犯罪では?
​​

​​出木杉 70年代は犯罪ではない。いじめも盛んで、動物や弱い者を虐待しても許されたんだよ。わけわからんけどな。
​​だから合田くんの両親がヤツを締め上げて立派な存在にさせればな。話は違ったろ。
​​

​​

​​社会情勢から、1人の青年の人生まで見守り続けた、ひとりの秀才は一味違った。ジャーナリストとして、国民的アニメの登場人物のひとりずつにインタビューするのは、正直最初はロクな感想では無いと思っていたし、彼らはもう過去思い出したく無いとは思っていたから、失礼で悲しい事では無いかと正直思っていたから、やりたくてもやれなかった。しかし、出木杉さんのインタビューで続ける事にした。彼は力強く見守って観察していたと。
​​

​​次は、その出木杉さんが悪のくじく呼ばわりした、合田さんにアポを取り取材した。
​​

​​合田 どなただ?
​​

​​記者 電話でアポイトメントした、これこれと申します。
​​

​​合田 あ、のび太との事を聞きたいと申し出たやつか?
​​

​​記者 はい。
​​

​​合田  思い出すなぁ。あいつ。元気かな?昔いつだっけ?良く殴ってしまったよ。でも俺弱い者いじめしてるわけでは無かったんだよね。
​​

​​記者 え?そう見えましたが。
​​

​​合田 いや、あの野郎、いきなりヘンテコな、ダルマと付き合い始めて。22世紀からきたとか言ってたよ、あの青いダルマ。そんな存在いるわけないと思って、色んな友だちに相談したんだよな。やつは幻想を見ちまったのかなとか、俺たちもパラノイアで狂った人間なら逃げたいねとか。思ってさ。正直言って、のび太の家の人たちヤバイと思ってたんだよね。だから、スネ夫ってやつと色々相談してさ。
​​

​​記者 それでなんであの少年を殴ってたんたですか?
​​

​​合田 いや、正直目を幻想から現実に戻してやろうと思っててさ。スネ夫じゃ役不足だし、2人で、のび太に目を覚ましてもらいたいと思ってて。 泣いていいか?こっから先は語るとキツイよ。俺は本当にのび太が心配だったんだよ。あいつに青ダルマに頼らないようにしようとスネ夫と考えて取り巻いてたんだよ。ヤツは、青ダルマに依存しててさ。
​​

​​記者 一般的な共依存と言われる状態ではないかと思いますが。
​​

​​合田 あのアニメ上ではな。あんたも記者だから色々祭りたてたんだろ。俺たちの悩んだ青春を。
​​

​​記者 祭りたてたのは、マスメディアです。僕はジャナーリストなんで、貴方のお気持ちお察しします。
​​

​​合田 やっぱり金儲けの手段かよ。ガキ5人をあの手この手でうまく手法使ってさ。現実は全然違うのにな。オレだってスネ夫ってヤツだってそりゃ母親に死ぬ程ビンタされて、父親に怒鳴られたんだぜ?あんな優しい親父さんがいて、母親がキツいのかよ。それで、あの青ダルマか。全くとんだ甘ったるい野郎だぜ。
​​

​​記者 やっぱり貴方も欲しかったんではないですか?その、青い存在を。
​​

​​合田 いや、あんなヘンテコてんてご無用さ。依存しちまうしな、酒より危険だ。青いダルマはマヌケな所もあるんだ。ヤツはのび太の部屋から大して出てねぇし、俺らが学校行ってるときに、午後の3時まで街中で目撃情報がないとな。しかもヤツはのび太の部屋すら掃除しやしねぇ。実際にはのび太の親が掃除してたんだよ。居候先のクセにな。そのクセ、食べる物は人の2倍は食うし。のび太よく愚痴ってたんだよな。オヤツ勝手に食べるからあいつの分も母親に買って来させて、掃除もさせてさ。家計と手間が圧迫してるって。